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かつてもみじマークと呼ばれていた「高齢運転者標識」とは

かつて、車を運転しているとよく見かけるマークの一つに、「初心者マーク」と「もみじマーク」がありました。

初心者マークは免許を取得してから1年以内の人が運転する車であることを表示するマークで、若葉マークとも呼ばれ、表示は義務づけられています。

表示していない場合は道路交通法違反となり、違反点数1点、反則金4,000円が課せられます。

これに対して、もみじマークとは高齢運転者標識の通称です。

高齢運転者標識は、老人の自動車事故が増加したため、平成9年(1997年)に導入されました。
当初用いられたマークが橙色と黄色の葉っぱのような形であったため、デザインが紅葉のように見えることから「もみじマーク」と呼ばれていました。

この標識は2011年1月まで用いられました。
2011年2月以降は、四つ葉のクローバーをモチーフとしたデザインに変更され、葉の色が4色で塗り分けられた標識になっています。

現在では「シルバーマーク」「高齢者マーク」とも呼ばれています。

導入当初は、70歳以上の老人ではなく、75歳以上を対象にし、表示を努力義務としていましたが、平成14年(2002年)に、対象年齢が70歳以上に変更されました。

さらに、平成20年(2008年)6月からは、再び75歳以上の老人の運転者には表示義務を課すことにしましたが、翌年の平成21年(2009年)4月に努力義務に戻り、罰則規定もなくなりました。

従って、現在では70歳以上の老人の運転者に対する努力義務になっています。

高齢運転者標識は裏面が磁石になっているマグネットタイプと、吸盤タイプの2種類が市販されています。

車を運転している人には、初心者マークや高齢運転者マークを表示している車を保護する義務があり、これらの車に対して幅寄せや割り込みなどを行ってはいけないことになっています。

違反した人は初心運転者等保護義務違反に問われることになります。

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